来てよかった。

午前は薬剤管理指導の勉強。午後は調剤と消毒薬の仕出しとパッチテストの調整。
パッチテストでだいぶ軟膏練りの練習できた。あとは詰めを覚えれれば。


午前。病棟でどういうふうに接すればいいかという様な説明。
よく表情を観察するのが重要とのこと。
こっからの方が強く頭に残った。昨日の質問に答えてもらった。
「最終的に決定するのは患者で、こちらができること全てを尽くして、それでも飲んでもらえない時は飲まないという患者の意思を尊重すべきだ」と。
あまり親身になって介入しようとするのはアブないんだと言われた。薬剤師は薬を飲ませるのを第一に考え、割り切った方が良いんだと。そういった意味で俺は危ないタイプなんだと言われた。
他にも病院での経験談、病院に勤めてどう考えるようになったかとか、外国では薬剤師はどんなことやってるとか、命についての哲学論、家族の話とか色々と話してくれた。
「最期は病院じゃなくて自宅で迎えさせてあげたい。最期に見る光景が病院の白い壁じゃ寂しすぎる」とか本音で話してくれてた。
就職の話とか、6年制になってどうなるかとかにもしっかり意見してくれて、色んな
ことに悩んで迷うのもいいって言ってくれたりして。

迷ってもいいから、今はしっかりと基礎を身に付けなさいって言ってくれた。

その先生でもまだどうするのが一番いいのか答えは出ない。
自分なりに考えて答え見つけてみようと思う。
ここに来てよかった。本当にそう思えた。


(秘)

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